【美の巨人たち】を観たよ

こんにちは、ウルシックスweb担の吉岡です。

昨夜放送の番組【美の巨人たち】は、逸見東洋「風神雷神図堆朱盆(ふうじんらいじんずすいしゅぼん)」特集を拝見しました。

逸見東洋(へんみ とうよう)は、幕末~明治~大正を生きた「鬼か神か」と呼ばれた名工だそうで、代表作である「風神雷神図堆朱盆」(明治44年作)は番組冒頭では「へぇ〜すごいね〜」と言う感じでした。
が、番組後半では「え”?すごすぎる!?」に変わっていました(笑)

と言うのもこの作品、全て漆で出来ているのです!!!
堆漆(ついしつ)と言う方法で作らているのです。
※堆漆とは、漆を何度も塗り重ね、板状になったものを彫っているもの。

ウルシックスメンバーの中でも、割りと多く見られる技法ですが、この作品は彫刻がまさに鬼か神かと言うレベルのものでした。
(ウルシックスで、このレベルの作品が出来たらどうしたらいいんでしょう?(笑))

そして、この堆漆。
番組内で詳しく解説されていたのが、石原雅員(いしはらまさかず)先生でした。
実は、石原先生は
ウルシックス発起人「森 安史」の現先生です。

石原先生の作品も堆漆で色鮮やか、そしてカッコいい!!(←ここ大事です!)。
工房には何層(100とかそんな単位)にも塗り重ねられた堆漆版がゴロゴロあります。色鮮やかな配色なので見てると不思議な魅力に引き込まれます。(←あ〜芸術家のセンスと技なんだなと一人納得します)
現役の香川県指定無形文化財彫漆保持者ですから、ブッチギッてるのは明らかです。また、あの人間国宝 音丸耕堂のお弟子さんでもあられました。(心の声:すげーわ)
そんなことよりも、僕にとって初めての(有名)漆芸作家なんです。
工芸家らしからぬ(勝手なイメージですみません)、ダンディーでオシャレ、そして柔らかい人柄。あまりにも勝手なイメージとかけ離れていたので、面食らってしまいました(^_^;)
あ、そもそも玄関のピンポーンが、銅鑼(どら)だったのに、笑いと可愛さで緊張が解消されてましたけどね。
どんだけ鳴らされるんだ?とか、宅急便の人どうすんだコレ?とか、色々と考えちゃいました(笑)
あと、庭に漆の木が生えています。触るとかぶれちゃう可能性があるので、木は注意です!
おっもしろい方です。

そんな面白すごい人が、番組では真面目に解説されておられました。
解説を聞くと、この作品「風神雷神図堆朱盆」が6年費やしたというのに納得でした。
この作品が現在も堆漆では最高峰なんだなと。
(デザイン的には現代の石原先生のが個人的にいいですけどね)

番組はとても勉強になりました。
刀工(明治正宗と呼ばれるほどに)であった逸見東洋が、何故漆芸をやったのかのところで、数百年先でも朽ちないモノ、世界にひとつで誰にも真似できないモノ。ということでこの漆作品だったという部分に、不思議だった何故?漆芸作品?が分かった気がします。

作品は岡山にあるので、見に行ける距離ですね。
いつか見に行きたいと思います。
その前に、新年に日本伝統工芸展(高松)を見に行く予定ですので、こっちが先です。(ちなみに人生初です)

それでは皆さま、良いお年を。

One thought on “【美の巨人たち】を観たよ

  1. mori says:

    先生結構長い時間出演していたね。

    そういえば、今日まんじゃ〜れでランチしていたら店に展示してあったお箸に反応してくれた女性二人を紹介してもらいました。前のマルシェのチラシを持って帰ってくれました。やっぱ、あの集合写真の評判はいいみたい。来年様にもうちょっとキチッと作ったチラシを要望いたします。

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